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カフェイン断ちの効果 ~体験談~

■経緯
少し前に仕事を休職した。
過労によって、体調がもうだめになった。
 
仕事をしたくても頭も働かないし、体はずっと体調が悪い。
過労では薬は出ない。医者からは仕事を休んだ方が良いといわれる。
 
でも、そう簡単に休めないから過労になるんだ。
 
だから、診療内科に行って、会社を休みたい旨を伝えた。
そしたら、「適応障害」という診断をもらえた。
 
本当に適応障害だったのか、ただの過労だったのかは自分では
判断はつかないが、とりあえず、休むための大義名分を手に入れることができた。
 
会社に相談したら、すぐに休むよう調整してくれた。
けれど、自分が休むために、自分の仕事を代わりに先輩や上長が
引継いで対応することになった。ほとんど引き継ぎできずに変わったから、
かなり負担になったに違いない。
先輩や上長にはとても感謝している。と同時に申し訳なく思っている。
 
休職期間は約一か月。
その間、リアルに体調がきつかったから、「休む」ことに専念した。
ただ、過労や適応障害の厄介なところは具体的な原因がないが
体の至る所の具合が悪く、どのように対処すればいいかわからないことだ。
 
自分の場合は、めまい、胃腸の不快感が強かった。
特にめまいは今までの人生で感じたことがないもので、
(常にふわふわとして、歩くと不安定な感じ。。)
いろんな病気を疑って、不安な日々が続いた。
 
MRI検査を受けて、脳の異常はないと診断されたので、
とりあえず、様子を見ていくうち、3週間くら経つ頃には
良くなっていた。
 
休職期間の中で、健康についてよく考えた。
どうすれば健康になるのか、健康を崩す要因はなにか、
今の不調をどうすれば改善することができるか。。
 
その検討の中で、自分が他の人より良くない状態だった要素が
1つ明確にあった。
 
それは「睡眠」だ。
 
仕事の忙しさからここ数年、毎日深夜2時に寝るような
日が続いていた。
 
休職する以前から、よく自律神経失調症のような症状も
頻繁にあったので、前から体には負担があったのかもしれない。
 
そこで、睡眠を少しでも良くとれるように考えた。
その一つの手段として有効だと思うのが、
タイトルにある「カフェイン断ち」だ。
 
休職の話はながくなるから、また別の記事で詳細は書こうと思う。
 
■カフェイン断ち
ここからは本題の「カフェイン断ち」について触れたい。
ただ、「カフェイン断ち」そのものの効能や影響などは
ググればいくらでもでてくるので、ここでは私個人の体験談を
まとめたい。
 
まず、カフェイン断ちというのは
言葉のとおり、カフェインを普段の生活の中で摂取しないということである。
普段の生活ではコーヒーやお茶、紅茶、チョコレート、栄養ドリンクなどによく含まれている。
私はとくにコーヒーを毎日、チョコレートも好きで結構よく食べていた。
 
仕事する人にとっては相棒ともいえるコーヒーは、なくてはならないものと思っていたが、カフェイン断ちを知ってからはその考えは変わった。
 
カフェインを常用していると、身体はそれになれて、カフェインから得られる効用が逓減してしまう。
そして依存した結果、カフェインを摂取してやっと通常の人と同様のレベルの生産性となってしまう。
 
だから、カフェインによって仕事の能率が上がっているのではなく、それがないと
普通の人と同じレベルで働けなくなっているということだ。
 
これを知ったときは結構衝撃的だった。
さっそくカフェイン断ちをしようと思った。
 
カフェイン断ちをすると、最初に離脱症状に苦しむというのはよく聞く話だ。
だから、休職期間を使って、少しづつカフェインを減らすようにしてみた。
具体的には以下の点を意識した。
 ・コーヒーを水で薄めて飲む
 ・カフェインレスのコーヒーを飲む
 ・コーヒーからお茶に乗り換える。
 ・少しづつカフェインを含む飲料の量を減らす。
 
 
やはり、最初は頭痛が明確に表れるようになった。幸いにも休職中だったので
仕事をする必要なかったから、頭痛に耐えることに専念できた。
 
2週間ぐらいするともう頭痛は気にならなくなった。
ただ、やはり日中に集中できない感じというのは、想定よりも強く感じた。
一か月ぐらいだったが、コーヒーを飲んだときに感じていた覚醒した感じはあまり得られなくなった。
だからといって、集中できなくてまったく仕事にならないというわけでないので
仕事の進め方や考え方を変えることである程度、集中力が高くなくても
仕事を進める工夫をすることを意識するようにした。
 
カフェイン断ちをしてから、一番感じたメリットは睡眠の質が良くなったことだ。
以前は、眠たくなるという感覚があまりなく、寝なきゃいけないと考えて、布団に入るような感じだった。
最近は、寝付きが良くなったし、目覚めが良くなったというよりは、良く寝ていたと感じれるようになった
 
■まとめ
 カフェイン断ちは、最初は辛いものの、継続すればちゃんと断てることが分かった。
また、睡眠の質は良くなったと思うが、仕事を見直して、睡眠時間の確保も必要と感じた。睡眠のリズムは、習慣化されており、なかなか変わらない。
カフェインが含まれいてるものは意外と身の回りに多いから常に気を配る必要がある。
今後もカフェインを取るつもりはないが、コーヒーを飲めないことが少し寂しい。。