先日、情報処理安全確保支援士に合格しました。
旧試験の情報セキュリティスペシャリストであれば、合格やったー!で終わりなのですが、新試験になり、若干制度が変わったそうです、、、
一応従来と同様、合格証証書はもらえるみたいです。(発送は7月6日予定)
そして、IPAの情報によると合格者は「情報処理安全確保支援士」として国に登録できるようです。
詳細は以下のIPAで公開されている情報をじっくり読んでみてください。
国家資格「情報処理安全確保支援士」:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
問題となるのは、、
登録すべきか否かです!
結論から言うと、
私は登録しないつもりです。
理由は、
①メリットがいまのところ特になさそう
②維持コストが高い(維持するのが面倒)
①について
IPAでは以下をメリットと掲げています。
登録のメリット:
・国家資格「情報処理安全確保支援士」の資格名称を使用することができます。
・情報セキュリティに関する高度な知識・技能を保有する証になります。
・毎年の講習受講により、情報セキュリティに関する最新知識や実践的な能力を維持できます。
....これを見て思ったのは、実質的なメリットはないなー。です。
わざわざ資格名称を使用する場面を思いつかないし、登録しなくても合格証書があればそれが証になると思う。(資格合格した時点である程度の知識や勉強はしたという証明になる。)
講習については年1回程度のものなので、あんまり期待できない。それなら自宅で書籍を用いて自習したほうがマシ。
それに、ほかの士業(公認会計士とか税理士的な)のように独占的な業務ができる特権が得られるわけではないので、あんまり登録する意味ないんじゃないかいなぁと思いました。
②について
①の感触に加えて、その登録するためのコストが3年周期で約15万かかる( ゚Д゚)
(初回登録時は手数料的な感じで+2万)
そして、毎年オンライン講習の受講を義務付けられており、3年に一回集合研修でグループディスカッションとかするらしい。
たしかに、登録制の資格には上記のようなシステムを採用したりするけど、現時点での情報処理安全確保支援士にはこのめんどくささ以上のメリットを感じられない。
ので、個人的には登録は今はしないくていいという結論です。
ざっと調べた感じ、
登録するは年間で上期と下期に分かれており、2回申請するタイミングがあるようです。ちなみに直近だと7月末が登録用資料の提出期限です。(消印)
あと、登録資格ついて、旧資格の合格者は、2年間(2018年まで)は申請可能らしいです。
新資格での合格者は特に期限はないように見えました。(調べても特に情報がありませんでした。) ちょっと気になるってるのは、登録をずっとしなかった場合、ペナルティとして合格自体を取り消されるたりしないかという点です。もし、そういうしシステムなら、登録するかも....
ただ、新しい制度なので、実際に登録して活動してみないとわからないこともあると思うので、情報処理安全確保支援士として、情報セキュリティの最前線で活躍したい人は登録してみてもいいんじゃないかとも思います。(あとお金に余裕がある人)
あとは、個人でなく、組織としてという視点からだと違ったメリットが見えたりするかもです。
登録手続きもなかなか大変そうなので登録するひとはがんばって申請資料を準備してください!(「登記されていないことの証明書」とか用意する必要あるらしい,,,)(@^^)/~~~